2024年(令和6年)窓リノベ補助金どこに依頼する?

内窓を安心して依頼できる業種とは

2023年窓リノベ事業~2024年窓リノベ事業の予測

2023年の内窓補助金の熱気は凄まじいものでした。こんなに内窓が注目を浴びたのは初めての事だと思います。
これも全て先進的窓リノベ事業の驚異的な補助金額の成果だと思います。

内窓の工事代金100万円に対して補助金額が70~80万円なんて当たり前に出るのですから皆さん今がチャンス!とばかりに内窓を注文しますよね。

ただこの記事を書いている現在(2023年11月中旬)ではもう受付を終了している店舗も多く、これから下見・仕様決めをして発注をしても補助金に間に合わない場合も出てくると思います。

ですが安心して下さい!2024年(令和6年)も先進的窓リノベ事業が継続される事が決まっていますので今年内窓を付けらなかった方も2024年に工事をして頂ければと思います。

 

ただ今現在では2024年の先進的窓リノベ事業での1窓に対しての補助額がいくらになるのか、制度の内容に変更があるのか等の詳しい情報はまだ出ていません。

 

※先進的窓リノベ2024事業を現在の情報をもとにまとめた記事を作成しました→それでもやっぱり内窓が最強⁉(2024年1月1日更新)

 

2023年は断熱窓への改修金額の50%ほどが補助されるという内容でスタートした先進的窓リノベ事業ですが、蓋を開けてみたら内窓が思いの外安く、内窓の金額に対して上記で書いた様な高額な補助金となっていました。

ですがその50%と言う数字を使い、補助金が出るからと内窓の価格を普段より高く設定し販売する業者もでてきたりしました。(販売価格は自由なので私は悪いことではないと思います)

2024年の先進的窓リノベ事業も補助額が断熱窓への改修金額の50%相当という事になりそうですが、2023年の補助額が異常過ぎたので、2024年は2023年に比べ補助額が減るんじゃないかとも言われています。

そうなれば2024年は少しでも内窓を安く提供でき、安心して工事を任せられる業者が選ばれていくのではないかと予測できます。
ただ実際に一般のお客様が優良店を探すのは至難の業だと思います。

どこのお店もホームページやチラシには良い事しか書いてありません、ですので業者の規模や知名度で工事を依頼するケースが多いのではないでしょうか?

そこで今年内窓を付けたかったのに付けられなかった方の為に、2024年(令和6年)内窓工事を依頼する場合の参考になるよう、各業種を私の独断と偏見で評価してみました。

 

内窓を取扱いしている代表的な業種

 

実際に有名リフォーム店や工務店・ホームセンターの下請けをしている仲間の業者やサッシ屋・ガラス屋に商品を卸している業者から聞いた話も含めていますが、あくまで私の独断と偏見で評価しています。

業界のタブーに触れていたらごめんなさい。

 

リフォーム会社系 店舗によってはリフォーム全般ではなく水廻りや外壁塗装がメインだったりする
評価 評価内容
内窓価格 2.0 基本的にサッシ屋から仕入れる為、あまり安く提供できない。
売上重視の為、内窓より水廻りに力を入れる業者が多い。
内窓知識 2.0 営業マンの経験が浅いのか大丈夫です、付けられますよ!と言うが詳細を聞くと後で専門業が下見に来ます、と言うケースが多い。
内窓工事 1.0 基本的に全て下請け業者に丸投げな為、どんな業者がくるか不明。来た業者の当たり外れに左右される。
現場対応 2.0 これも全て下請けに丸投げ、来る業者によって左右される。
補助金対応 2.5 忙しいのか担当営業マンによっては、補助金申請作業をなかなかやらない方も多くいると聞く。

規模が大きくなればなるほど売上・利益重視になり営業マンの質が落ちてくるように感じます。

実際に私の仲の良い業者さんが大規模なリフォーム店に下請けとして入っています。営業マンの段取りが悪く品物の間違いなどで朝現場に行っても工事ができず、そのまま帰る事も度々あるとの事。元々の契約金額がかなり安く設定されている為、追加工事や追加の商品は定価販売にしないと下請け業者が赤字になってしまう事があると言っていました。

 

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大工・工務店 家のことなら何でも頼める。個人経営から大型店までいろいろ
評価 評価内容
内窓価格 1.5 基本的にサッシ屋から仕入れる為、あまり安く提供できない。
個人経営や規模の小さい店舗の方が金額が高いイメージがある
内窓知識 2.5 家全体の知識が高いので内窓にも詳しい方はいるが、ご年配になるにつれ、内窓に興味を持たない方が増える傾向がある。
内窓工事 2.0 基本は下請け業者に丸投げ、来る業者に左右される。
規模が小さくなるにつれ自社で施工するお店も中にはある。
現場対応 5.0 内窓部材だけでは内窓が取付けられない場合も窓枠を加工したり、新たに窓に合った窓枠を作る事が出来る。
補助金対応 3.0 個人経営や規模が小さいと登録事業者になっていないお店が多い。お店によっては積極的に補助金を勧めてくれる場合もある。

内窓工事は基本的にサッシ屋に丸投げなので工務店が下見に来ても注文になると再度サッシ屋が下見にきて2度手間になるケースが多い、なので最初からサッシ屋を一緒に連れて来てもらう方が話がスムーズに進みます。

古いサッシで窓枠が無い場合や軽量鉄骨の家などで内窓を付けるには窓枠が足らない場合などは大工や工務店に内窓依頼をする方が話が早く工事もスピーディー行えると思います。

今回の住宅省エネ2023キャンペーンで登録事業者になったお店も数多くあるが窓リノベ事業の実績が全然ないお店も多い。どちらかと言うとこどもエコすまい支援事業の申請の方が多い。

 

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サッシ・ガラス屋 昔からある地域のサッシ専門店・ガラス専門店
評価 評価内容
内窓価格 2.5 サッシの仕入れは安いが内窓等のリフォーム商材は仕入れが高い場合がある。工務店がお客様に提示する金額くらいで内窓を販売するケースが多い。
内窓知識 3.0 やる気のある店舗は内窓の知識が高いが、夫婦で営業しているような個人店だとあまり内窓に興味が無く知識に乏しい。
内窓工事 4.0 さすがサッシのプロ!工事能力は高いお店が多いが高年齢化か進む業界なのでペアガラス仕様などの重いサッシは工事をしたがらないお店も多い。
現場対応 3.0 経験豊富な方が多いので内窓部材では対応できない窓もいろいろと考え、内窓を取付ける方が多い。
補助金対応 1.5 補助金申請は面倒くさいというイメージから補助金を使うのを嫌がる方が多い。そもそも登録事業者になっていない店舗も多い。

サッシ屋は基本的に工務店などの建築屋さんにアルミ商品や内窓等の販売をしているので施主直売りのノウハウがあまり無い。特に年配のサッシ屋になるとネット環境も整っておらず、インターネットで申し込む補助金制度に対応ができないお店が多い。
後継者や従業員を抱えているお店は別、やる気がり施主直売りの方法を模索して頑張っているお店も多いが普段建築屋から見積金額を叩かれている分、施主直売りだと利益を多く取ろうとしてしまう傾向にある。

ガラス屋は内窓工事やサッシ販売、ガラス工事などを行っているが年配のガラス屋になるとガラス修繕専門のようなお店が多い。補助金についてはサッシ屋と同じ感じ。

 

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メーカー パートナーシップ系 YKKやLIXIL等とパートナーシップを結んでいるサッシ屋・ガラス屋
評価 評価内容
内窓価格 3.0 サッシ・ガラス屋に比べるとリフォーム商材は安く仕入れられる
が、販売価格は工務店より少し安いかな?くらいの場合が多い。
内窓知識 5.0 各メーカーとパートナーシップ結んでいるのでメーカーからの情報提供も多く、知識も凄い!が、営業マンによってはまちまちな場合もある。
内窓工事 5.0 サッシのプロだけあって工事能力はずば抜けている。職人を多数抱えている店舗も多く、いろいろな現場に対応できる。
現場対応 3.5 ベテラン職人がいるケースが多く、内窓部材では取付られない窓も何とかしてしまうケースが多い。
補助金対応 4.0 メーカーに今が内窓を売るチャンスと煽られ、補助金勉強会などに参加をしている為、対応力は高いが担当営業によっては対応が悪い場合もある。

従業員を抱えているサッシ屋・ガラス屋が今後を見据えてメーカーとパートナーシップを組み運営しているお店なのでやる気があるし技術もある。

私が2023年の窓リノベ事業で競合が多かったのがメーカーパートナーシップ系のお店でした。
お客様に競合先のお見積書を見させてもらいましたが、どこのお店も値段はそんなに安い感じではありませんでした。
YKKパートナーシップのお店の見積書はどちらかと言うと高いイメージがありました。
これはサッシ屋・ガラス屋のところで書いた施主直売りだと・・・と同じ傾向だと思います。

あとは支払い時に見積金額から補助金を差し引いた金額で大丈夫と言うお店はかなり高い印象がありますした。

 

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ネットショップ系 内窓や窓専門店などで広範囲の地域を工事対象としている。本業はサッシ屋が多い。
評価 評価内容
内窓価格 5.0 とにかく安い店舗が多い。特にLIXIL製品が安いイメージがある。
お店によっては製品は安いが工事代が高い場合もある。
内窓知識 5.0 専門店だけあって従業員全体的に知識が高い。
内窓工事 3.0 店舗がある地域以外はメーカーに丸投げがほとんどで、その場合はLIXIL製品になる事が多い。下見~工事はLIXILの施工部隊が行う場合が多い。
現場対応 2.0 自社施工以外はメーカー施工なので対応できない窓は取付不可の場合が多い、ただメーカーのプライド故にメーカーのあらゆる部材を駆使して内窓を施工するケースもある。
補助金対応 2.5 申請用写真は自分で撮るのでその写真で申請が遅れたり、申請が出来なくても自己責任。契約書も郵送の場合が多く、申請までに時間がかかる。

現代の商流に最も適した方法でお客様を集客している業種だと思います。
金額だけ知りたいのであればわざわざ業者に電話をしなくても済みます。どこのホームページも窓のサイズを打ち込めば自動で見積金額を出してくれるのでお客様も大体の予算が想像できるので便利です。

広範囲の地域で注文を受けているので内窓の取扱い量が多く他の業種より安く仕入れられます。
なので内窓の販売価格も安くできます。
ただし、店舗が無い地域での下見~工事まではメーカーに丸投げなので製品代以外が高い場合もあります。(メーカーも慈善事業ではないので工事代や搬入諸経費をしっかり取ります)

メーカー施工はどうなの?と思う方もいると思いますが、そこは大手企業なのでいい加減な事は出来ませんのでちゃんと工事をしてくれます。

 

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ホームセンター 内窓に力を入れているのか入れていないのかどっちなんだいっ!
評価 評価内容
内窓価格 2.5 3窓以上で工事代が無料!など言っている店舗もあるが製品の値引き率が悪く合計で見るとそんなに安くない。
内窓知識 2.0 下請け業者に丸投げの為、従業員はそんなに詳しくない。
内窓工事 2.5 来る下請け業者によって左右される。大体の下請け業者は工事の契約金額が安く、さらにホームセンターへの提出書類等が多いのでモチベーションは低い傾向にある。
現場対応 2.0 内窓部材だけでは内窓が施工できない場合、料金設定が無い工事が必要となる為、下請け業者の言い値になりその工事は割高になるケースが多い。
補助金対応 3.0 補助金を使用する現場が集中すると担当がパンク状態になりやすい。

ホームセンターは大型店の為か、補助金の雲行きが怪しくなると直ぐに受付を終了する傾向にある。

下請け業者も個人店から大型のサッシ屋までいろいろとある。中には腕の良い職人もいる。
が契約金額が安い為、下請け業者のモチベーションは低い。
私の所にも地元のホームセンターの内窓下見をやらないかと言う話が来ましたがあまりにもふざけた金額を提示された為、即お断りさせて頂きました!

あるホームセンターの下請業者をしている仲間から聞いた話だと2022年のこどもみらい住宅支援事業の時に補助金間に合いますとお客様に言って内窓の契約を取った営業マンが申請に間に合わず補助金が出なかった時があった。その時、営業マンが自腹で補助金分を補填させらていたとの事だった。
それがあった為、2023年の窓リノベは営業マンも率先してお客様に勧めなかったとの事でした。

 

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最後に・・・

 

いかがだったでしょうか?
2024年に内窓を注文する際の参考になったでしょうか?

今回の評価はあくまでも私個人の独断と偏見です。各業者様の中にはお客様と真摯に向き合った対応をするお店も多数ありますのであくまでご参考程度に留めておいて頂ければと思います。

最後に弊社、住宅サポート戦士 ジューケンZも評価してみましたのでご参考にして頂ければと思います。

 

住宅サポート戦士 ジューケンZ 窓専Zの運営 個人経営の窓・玄関等の専門店 家全般のリフォームも行っている。
評価 評価内容
内窓価格 5.0 激安のネットショップと比べても見劣りしない安さ!工事代も安いのが特徴。個人で経営しているので余分な利益を取らないスタイル。
内窓知識 5.0 LIXILの代理店で16年営業をしていたのと、自分で施工もするので商品知識・工事に関する知識もかなり高い!
内窓工事 4.0 全て自社施工で行っている。窓数が多い現場や窓が大きい現場の場合は1人では工事ができない為、決まったベテラン職人に手伝ってもらう。
現場対応 2.0 基本は1人で営業から施工まで行っている為、注文が集中すると一気にパンク状態になり下見や工事が1ヶ月待ち2ヶ月待ちになる事がある。
補助金対応 5.0 予約申請・本申請の対応が早く、その後の経過報告もマメに行う。ご注文を頂いたお客様の申請は何としても通そうとするのが特徴。

今回の窓リノベ事業でネットショップ系のお店ともかなり競合したが工事代も安い為、金額では負けていなかった。だが上にも書いた通り、注文が集中するとどうにも動けなくなるので下見が1ヵ月以上先になり注文を逃してしまっていた。
基本的に私と家族が食っていければ良いという考えなので余計な利益を取らない為、お客様に安く提供できる。

 

※先進的窓リノベ2024事業を現在の情報をもとにまとめた記事を作成しました→それでもやっぱり内窓が最強⁉(2024年1月1日更新)

 

私が思う事・・・

自分の会社だからって評価が高すぎると思う方もいると思います。それは個人経営なのでこの評価となっていて、もし私の所で従業員を雇ったならば、その従業員の評価も加わるのでもう少し低い評価になるかもしれないです。従業員が多くなればなるほど平均値は下がってくると思います。

同業者の方、その他の業者の方も今回の記事を読んで憤慨されているかも知れません。
ですが私は常々こう考えています。
ちゃんとした仕事をして当たり前、それ以上にお客様の事を思い仕事をして初めて評価が上がると思っています。評価を上げる事は大変難しいことだと思います。

逆に評価が下がるのはとても簡単です。見積を頼まれて1カ月も放置していればすぐに評価が落ちます。1つの会社でそんな事をする営業マンは1人だけだったとしても見積を放置されたお客様はその会社自体が見積を頼んでもほっとく会社だと評価します。

私は上記にも書いたように注文が集中すればパンク状態になり下見に行くのに1ヶ月以上かかってしまいます。ですがそれをカバーする為、下見をさせて頂いた当日に御見積書をお出しするよう心がけています。(大工工事が必要だったり自社施工以外の場合は別ですが)
その結果、競合他社様より下見に行くのが遅くても御見積書は一番早くにお客様に届く場合が多かったです。
そういった心がけを積み重ねていく事でも評価は少しづつですが上がって行くと思っています。

 

施工対応地域

 

群馬県 安中市(一部除く)伊勢崎市板倉町上野村邑楽町大泉町太田市片品村川場村神流町甘楽町桐生市草津町渋川市下仁田町昭和村榛東村高崎市(一部除く)高山村館林市玉村町千代田町嬬恋村富岡市中之条町長野原町南牧村沼田市東吾妻町藤岡町前橋市みどり市みなかみ町明和町吉岡町

栃木県 足利市市貝町宇都宮市大田原市小山市鹿沼市上三川町さくら市佐野市塩谷町下野市高根沢町栃木市那珂川町那須烏山市那須塩原市那須町日光市野木町芳賀町益子町壬生町真岡市茂木町矢板市

埼玉県 上尾市朝霞市伊奈町入間市小鹿野町小川町桶川市越生町春日部市加須市神川町上里町川口市川越市川島町北本市行田市久喜市熊谷市鴻巣市越谷市さいたま市岩城区さいたま市浦和区さいたま市大宮区さいたま市北区さいたま市桜区さいたま市中央区さいたま市西区さいたま市緑区さいたま市南区さいたま市見沼区坂戸市幸手市狭山市志木市白岡市杉戸町草加市秩父市鶴ヶ島市ときがわ町所沢市戸田市長瀞町滑川町新座市蓮田市鳩山町羽生市飯能市東秩父村東松山市日高市深谷市富士見市ふじみ野市本庄市松伏市三郷市美里町皆野町宮代町三芳町毛呂山町八潮市横瀬町吉川市吉見町寄居町嵐山町和光市蕨市

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※市町村がグレーで記載された地域は大変申し訳ありませんが対応エリア外とさせて頂きます。
エリア外の方でも内容によってはご対応させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。
※対応エリアの範囲内でも降雪・積雪などの状況により、対応時期を見合わせて頂く場合がございます。

 

 

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